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【メディア掲載】繊研新聞 新興面に掲載されました

繊研新聞(2018/12/21新興面)に掲載されました。

弊社の運営するドレスレンタル おしゃれコンシャスが取り上げられました。
代表 小山 絵実のインタビューをはじめ、利用者数の増加や、レンタルドレスの今後についても特集いただきました。

記事内容はこちら

(掲載元:繊研新聞)

ミスコンシャスのオンラインレンタルドレス「おしゃれコンシャス」
利用者が累計10万人を突破

ミスコンシャス(愛知県蒲郡市、小山絵実社長)が運営するオンラインレンタルドレスサービスの「おしゃれコンシャス」の利用者が、サービスを開始した13年からの累計で10万人を突破した。当初は20代から30代女性が中心だったが、40代、50代の利用者数の拡大が目立っている。結婚相談所との提携で婚活ファッションの提供も広がった。(神原勉)

おしゃれコンシャスは3600着のドレスのほか、バッグやボレロ、服飾雑貨など7200点を揃える。「トレンド感のあるブランドドレスを新品に近い状態で扱っている」のが特徴で、使用感が出てきたドレスは破棄し、ほぼ2カ月おきに新着ドレスをアップしている。ドレスのレンタル料金は5900円、6900円、7900円が中心で、これにバッグやボレロ、アクセサリーを加えてもほぼ1万円台前半で1週間レンタルできる。

40~50代にも広がり

サービス開始当初は、20代、30代女性向けのひざ丈のお呼ばれドレスが中心だった。その後、卒業式や婚活、セレモニーや同窓会などに用途は広がり、総合レンタルドレスサービスとして品揃えを拡大してきた。直近の1年間の利用者の年代を2年前と比較すると、もっとも増えたのは40~50代。2年前は22%だったのが、直近の1年では35%に上昇した。こうしたミドル世代への浸透は、娘に紹介されたことや、レンタルへの抵抗感が薄らいできたことが要因と同社では分析する。

10月にはオンライン結婚相談所のエン婚活エージェントと業務提携した。同エージェントではここ数年、婚活シーンでのファッション相談が増えており、ミスコンシャスがおしゃれコンシャスのサイト上に「婚活・お見合い」カテゴリーを立ち上げ、おしゃれコンシャスが揃えるドレスの中から、婚活パーティーやお見合いに適した服装を提案する。

また、両社の協業により、レンタルドレスとヘアメイク、プロカメラマンによる撮影をセットにしたプランを1万4720円で開始した。

レンタルドレスは黎明期
市場規模は今後10倍に

ーーレンタルドレス市場に大手小売業などの参入が相次いでいる。

大手企業の参入でレンタルドレスの認知度が高まる、市場が活性化すると捉えています。例えばウェディングドレスは80%ほどがレンタルといわれていますが、パーティードレスは大半が購入されている。レンタルしている人はほんの数パーセントでしょう。カジュアルウェアのサブスクリプション(期間に応じた定額料金によるレンタルサービス)が伸びていますが、ドレスはもっと増えていいと思っています。市場はまだ黎明期。近い未来、現在の7倍から10倍の市場に成長するとみています。

ミセスにニーズ

ーー年齢層が広がっている。

当初、ユーザーの大半は20代から30代でした。サービスを立ち上げたのは”お友だちの結婚式に着ていくドレスがないよね”という20代、30代の女性の声に応えるためです。それがここに来て、40代、50代の利用が増えてきました。娘さんがお母さんに紹介したり、一緒に利用されたり。最初は抵抗感があっても、ひとたびレンタルの敷居をまたいでしまえば、リピーターになっていただけます。

最初は私たちもミセスドレスのレンタルニーズがあるとは思っていませんでした。しかし、親戚の結婚式や同窓会など、ミセス、シニアの着飾るシーンは結構あります。それに目を向けていなかったのかもしれません。

マダム向けドレスの品揃えを充実し、サイトのデザインも幅広い客層に支持して頂けるよう見直してきました。

写真館のように

ーーこれからどのようなサービスを。

服装がカジュアルになったとはいえ、結婚式のお呼ばれや、相手のご両親へのあいさつ、結納・食事会、披露宴の2次会、出産後のお宮参り、七五三などフォーマルな場ではドレスが求められます。そんなに頻繁ではないかもしれませんが、1回使って便利と感じていただければ、2年後、3年後にまた使っていただける。いつもは行かないけれど、人生の節目に記念写真を撮ってもらう写真館のような存在だと思っています。それだけに、大切な日のドレスが少しでも汚れていたり、傷みがあれば、もう次はない。「やっぱりレンタルは怖い」という印象を与えてしまいます。お客様に、欲しかったドレスを質の良い状態でお届けするーーサービスに磨きをかけ、今後もレンタルドレスに注力します。