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【メディア掲載】City Living 2019-2020 年末年始号 巻頭特集 に掲載されました

City Livingにて、弊社代表 小山 絵実が、が特集されました。

レンタルドレス事業を始めたきっかけを中心にご取材いただきました。
また、働く中で大切にしていることや、キャリアに悩む方へのアドバイスもあわせて掲載されています。

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(掲載元:City Living)

輝くための仕事術
ミスコンシャス 代表取締役社長 小山絵実さん
蒲郡市出身。椙山女学園大学在学中に、2004年度準ミスインターナショナル日本代表に選出。2005年度ミスアース世界大会に日本代表として出場。その後、東京・アジアで4年間ファッションモデルとして活動。2009年に結婚し、2011年度ミセスワールド世界大会に日本代表として出場。2012年にミスコンシャスを設立

代表取締役の視点
「仕事を楽しんでやれているか」。楽しいから頑張れるという側面もあると思います。忙しすぎると心に余裕が持てず、全力でやると、周りを見渡すことができません。仕事は「3割の余裕」を意識しています。

辛い経験から、アイデアが生まれた!
レンタルドレスサービスの会社を起業し9年目。従業員29人の規模に成長し、2019年「女性起業家大賞」最優秀賞受賞(日本商工会議所主催)を受賞した小山絵実さん。その道のりは平たんではありませんでした。
幼い頃からモデルに憧れ、大学2年生でミスインターナショナルに応募。見事2位に選ばれ、休学してモデル活動を開始。華やかな世界で働きたいと努力したものの現実は厳しく、4年間やりきって次の標準をビジネスの世界に定めました。インターンシップで外資系の投資銀行やITベンチャーの新規事業部で経験を重ね、憧れの企業に内定をもらうまでに。ところが、安定して活躍できる道が開けたと思ったとたん、リーマンショックが。内定取り消しとなってしまいます。「不本意に就職した会社では、私の居場所じゃないと辞めてしまいました。今考えればよい会社だったのに、職を転々として、時給900円のスポーツトレーナーなどもやりました。学生時代の友だちやモデル仲間から結婚式に呼ばれ、華やかなドレスで見栄を張るのは厳しかったですね」。お金のかかるドレスを、無理してそろえたことが、レンタルドレス事業のアイデアのもとになりました。

完ぺきな人はいない、みんなで得意を発揮して
名古屋に戻り、最初は小さなレンタルドレスの路面店をオープン。一人で接客をはじめて課題を見つけ、半年後には地元蒲郡を拠点にオンラインの運営をスタートしました。「1人ひとりにフィットする、貸衣装とは違うレンタルドレスを提供したい!と。創業して3、4年は、必死で苦手なこともやりました。今は周りにいろいろな人がいて、助けてもらわないとムリ(笑)。足らないものを補完しあって、チームで成り立っている感覚です」
夫の智充さんは、起業後まもなく事業に参画。お互いの得意を認め合い尊重しながら、いい関係を築けていると言います。「上を目指し、新しいものを作り出すのが好きな私は、事務作業や詳細を詰めていくことが苦手。全体を見ることができる夫の視点が加わり、本当に心強いです。蒲郡で繊維業を営んでいた祖父、父から商売人のアイデンティティーを受け継いでいるのかなとも。つながっているんですね」

キャリアの転機
努力することで、変われるはず
まず、ミスインターナショナルに次点で選ばれた19歳のとき。私自身、すごくキレイなわけじゃないので、毎日ウオーキングをして体形を整え、スピーチのレッスンを行うなど、それまでにないくらい努力したことが、自信につながりました。ステージに立ち、ドレス1枚で変われるという経験も、今につながっています。
2つめは、社員として最初に勤めた会社で、自分が輝ける場所じゃない気がして、辞めてしまったこと。「もったいなかったな」という後悔が、「何でも一生懸命やることで、楽しめる。道が開ける」という、今の考えに影響しているなと思います。結果オーライですね。

シティリビング読者へ
一生懸命やった先に、楽しみがあります
つまらない仕事だからやる気にならない。この仕事は私のやりたいことじゃない。なんて気持ちの人もいると思います。そこで斜に構えず、目の前のことに一生懸命取り組むこと。小さな成功を重ねて、少しでも楽しいと感じられたら、次の頑張ることが見えてきます。
どうせ働くのだったら楽しいほうがいいし、楽しむためには、一生懸命頑張ることが大事です。入りたい会社に入れなくて生意気だった私は、思い通りにいかない経験をたくさんして、それに気づくまでに時間がかかってしまいました。今は、何かしらやれば、楽しめることが生まれると信じています。

 

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