繊研新聞(2019/8/23 3面)に掲載されました。
「TOPに聞く」というコーナーにて、弊社代表 小山 絵実を取り上げていただきました。
レンタルドレス市場の変化や、お客様へのサービス向上への考え、実際に取り組んでいる、働きやすい環境整備についても掲載頂きました。
(掲載元:繊研新聞)
ドレスレンタルで成長
頑張れば輝く会社にミスコンシャス(愛知県蒲郡市)が運営するネットによるドレスレンタルサービス「おしゃれコンシャス」は、2カ月ごとに新着を加え、トレンド感のあるドレスを手軽な価格で、ネットで貸し出す。順調に利用会員を拡大し、起業から7年半で累計利用者数は12万4000人に達した。とはいえ、ドレスレンタル市場をめぐっては、リアル店舗を持つ大手企業も参入し、競争は年々強まっている。
大手参入は、むしろこのサービスの認知度を高めているととらえています。今までドレスレンタルを知らなかった方が知ってくれた、知っていて利用していなかった方が利用を考えるようになった。ドレスレンタルに対する安心感につながっているのではないでしょうか。企業は増えていますが、市場はそれ以上に伸びています。
お客様が安心してドレスをレンタルしていただけるよう当社ではサービスの質の向上を追求しています。1週間に何千着も出荷するような繁忙期であっても、1着でも汚れや不良があっては、お客様の大事なシーンが台無しになってしまいます。不良率が1000分の1でも、そのお客様にとっては1分の1。「やっぱりレンタルは信用できない」と思われてしまいます。ですから、検品は返却時、クリーニング後、発送時の3回、マニュアルを作って決して見逃しがないよう徹底しています。
1月からパーティーシューズのレンタルも始めました。手持ちの靴に合わせてドレスを選ぶと、黒系の靴を合わせて、ドレスもおとなしい色になってしまいがちです。シューズもレンタルできるなら、のコーディネートでより楽しんでいただけます。需要があるのは分かっていたものの、メンテナンスが課題で、踏み切れずにいたのですが、お客様に満足していただける体制が整い、150足からスタートしました。現在は500足に増やしましたが、まだ足りません。さらに増やします。
現在、スタッフは全員で29人。毎年、着実に増やしてきました。
採用面接は毎週、行っています。働きやすい環境のために社内に誰でも利用できるキッズルームがあり、残業はありません。有給休暇取得率は100%。自分の働ける時間に応じて働き方を変えることもできます。
年に2回開く「おしゃコンカップ」では、ドレスの畳み作業やパソコンの基礎スキルなどを私も含めて全員で競い合います。上位入賞者の景品は時給アップ(パート社員のみ)。自分の技能が認められ、モチベーションアップにもつながります。社員が自主的、自発的に動くことで、私がオペレーションをしなくても、回っていくようになりました。やりがいを持って頑張ることは楽しいし、楽しければもっと一生懸命頑張れる。誰でも頑張れば輝くことができる、そう考えています。